2022.04.19
「鎌倉殿の13人」伊豆の国大河ドラマ館と、若き源頼朝が20年を過ごした伊豆の地<リージョナルライフ/静岡暮らし>
こんにちは。リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)の大塚です。
暖かい静岡では、桜はもうすっかり散り、新緑の葉が芽吹きだしていますが、まだ桜の花が咲き始めたばかりの3月末頃に『鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館』へ行ってきましたので、今回はその様子をレポートしたいと思います!
鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館
こちらは、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放送を記念して、期間限定で開館しています(開館期間:2022年1月15日(土)~2023年1月15日(日)予定)。
大河ドラマ内で実際に利用された衣装や小物などの展示、撮影の裏側、伊豆の地で繰り広げられた史実の紹介など作品の世界観が広がっています。
1月15日から2か月で30,000人の来館を達成するなど、多くの方が楽しんでいます。
(北条義時役の小栗旬さんが実際に着用した衣装)
(北条政子を演じる小池栄子さんの衣装)
(新垣結衣さんが着用した八重の衣装)
ほかにも、源頼朝役の大泉洋さんなど各出演者のパネル、インタビュー動画、メイキング映像、周辺の史跡の紹介が観れるシアターや、烏帽子を被って記念撮影できるコーナー、出演者サイン一覧などもありました。
<伊豆の国 大河ドラマ館>
住所:静岡県伊豆の国市四日市772
電話:055-949-8606
開館時間:9時~17時(最終入館は16時30分)
定休日:毎月第1水曜日 ※2022年5月・8月、2023年1月は休まず開館
料金:一般400円、小人(中学生以下)100円
駐車場あり/180台(無料)
若き源頼朝が20年を過ごした伊豆の地
大河ドラマ館から徒歩8分ほどのところには、『蛭ヶ島公園』があります。ここは、源頼朝の流刑地、蛭ヶ小島であると伝承されている地です。
頼朝は配流された14歳から、34歳で旗揚げするまでの、なんと約20年間を伊豆で過ごし、中でも、北条政子の父、北条時政の館で挙兵準備をしたと言われる前までの17年間をここ蛭ヶ島で過ごしたと言われています。
蛭ヶ島公園には、この地で結ばれた頼朝と政子をイメージした「蛭ヶ島の夫婦」像が立っています。
日本史上にその名を残す二人の若き日、源頼朝(31歳)、北条政子(21歳)の姿。天気の良い日には、頼朝の視線の先に富士山も見えるということです。
人生においても大きな影響のある年頃を伊豆の地で過ごし、伊豆の風景や富士を見ながら何を思って過ごしていたんだろうか・・・と思いを馳せながら帰路へ着きました。
それから、今回は立ち寄りませんでしたが、ここからさほど遠くないところには北条氏邸跡(円成寺跡)もあります。
この付近には源頼朝、北条家の縁の地が点在していますので、いくつかピックアップして1日かけて巡るというのも楽しそうです。
<蛭ヶ小島(蛭ヶ島公園)>
住所:静岡県伊豆の国市四日町17-1
アクセス:伊豆箱根鉄道韮山駅から徒歩10分
駐車場あり/10台(無料)
おわりに
今年の大河は、登場人物たちの魅力や個性が立っていて、感情移入しやすく、平安時代末期~鎌倉時代前期という840年ほど昔のことではありますが、同じ人間たちがそれぞれの人生を生きていたんだということを感じられる、とても人間味溢れる群像劇だと思います。
面白くて吹き出してしまうようなコミカルな展開もありますし、だからこそ凄惨な場面も印象強く残る気がします。
野心と無縁の若武者が、頼朝に翻弄されながらも歴史の表舞台に躍り出て、成長しながら、頼朝の右腕となり天下取りを支えていくというストーリーです。
観てないという方も、放送は3分の2以上残っていますし、静岡の風景もまだまだ出てくると思いますので、ぜひ観ていただければと思います!
<あわせて読みたい>
今年の大河は静岡出身の北条義時が主人公とあり、スタッフブログでは、ゆかりの地を実際に訪れた様子をお伝えしています。よければぜひあわせてご覧ください。
■ 2022年 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』舞台は静岡県からスタート
■【駿東郡清水町】大河ドラマ『鎌倉殿の13人』源頼朝と義経の対面石
■【熱海市】大河ドラマ『鎌倉殿の13人』源頼朝と北条政子 ロマンスの地「伊豆山神社」