2022.03.18
【熱海市】大河ドラマ『鎌倉殿の13人』源頼朝と北条政子 ロマンスの地「伊豆山神社」
こんにちは。リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)のスタッフ、小林です。
先週に続き、今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ゆかりの地を巡ります。
「伊豆」の名の発祥の地「伊豆山神社」
今回訪れたのは、私の地元である静岡東部から車で小一時間程度の場所にある「
先日ご紹介した三嶋大社(2022年1月7日ブログ「2022年 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』舞台は静岡県からスタート」)とともに、源頼朝が崇拝したと言われる3つの神社のうちのひとつで、「伊豆」という地名の発祥の地とも言われる、歴史ある神社です。

『鎌倉殿の13人』の第5話では、源頼朝たちが伊豆から相模へ乗り込むかたわら、北条家の女性陣は、守りの薄くなった北条館を離れ、この伊豆山神社に身を隠します。
この神社は"伊豆「山」"という名前にふさわしく、とても山深いところに位置しており、木々に囲まれた参道は厳かな雰囲気があります。
バス停がある伊豆山神社前から社殿までは200段近くの階段が。海辺(伊豆山浜)から登ると、なんと837段あるそうです。
若き北条政子と源頼朝 ロマンスの地
蛭ヶ小島に流された頼朝は、伊豆の小豪族の娘である北条政子と恋に落ちます。
しかし、平家全盛の時代、北条家は二人の縁組に大反対。この伊豆山神社は、そんなふたりが忍んで逢っていたロマンスの地として有名なんです。
こちらは境内にある、二人が恋を語らったという「腰掛石」です。

ちなみに、本殿の裏に本宮があるのですが、非常に険しい山道を登るコースになっています。なんと1時間近くも登る必要があるとのことで、今回は途中まで行ってみました。

もしかすると、源頼朝もこの厳しい山道を歩いて参拝していたのかもしれない、と思うと、道に落ちている小さな石にも歴史を感じ、感慨深かったです。

続いて、境内からの景色。
神社全体は想像していたよりも少しコンパクトな印象でしたが、広々と海を見渡すことができ、景色だけでも十分楽しめるのではと感じました。
高台ということもあり、とても気持ちの良い風が吹いています。

また、本殿のそばには小さな池があり、傍らで鯉のエサを販売していたので買ってみました。
エサをあげるのは幼少期以来のこと。鯉たちは満腹だったのか、若干塩対応でしたが(笑)、楽しかったです。小さなお子さんがいる方は、一緒にあげると楽しいかもしれません。

歌手・女優の小泉今日子さんが奉納した鳥居もあります。

周辺スポット
伊豆山神社から車で5分程度の場所に「MOA美術館」という、数々の国宝や重要文化財などを所蔵する大きな美術館があります。神社と美術館の間にバスは通っていませんが、車の場合はセットで訪れるのがおすすめです。
この日は伊豆山神社にお参りした後、MOA美術館へ。
館内にある「そばの坊」でそばを食べました。
コシのある手打ちそばに、新鮮なとろろとわさび、くるみ汁、とてもおいしかったです。

おまけ:伊豆山神社のお守り
伊豆山神社では強運 お守りを購入。

お守りに描かれた赤い龍は火、と白い龍は水を表しており、温泉を生み出す守護神だそうです。
今年は良いことがありそうです・・!!
伊豆山神社
◆所在地:静岡県熱海市伊豆山708番地1(地図)
◆アクセス
バス:JR熱海駅 バスで約7分 バス停(伊豆山神社前) 下車すぐ
車:西湘バイパス早川ICから国道135号経由 20分(参拝者用駐車場あり)
◆URL:https://izusanjinjya.jp/