2019.12.25
ノーベル化学賞を授賞した吉野さんが研究所を構えていた静岡県●●市
こんにちは。
リンク・アンビションのスタッフ 小林です。
12月10日にノーベル化学賞を受賞した吉野さんのニュースが話題になっていますね。
10年以上の歳月をかけて研究開発を続け、
リチウムイオン電池を世に送り出した吉野さんは
実は、静岡県富士市にある工場にて10年間も研究室を構えていました。
「え、静岡県で?」そう思った方も多いかもしれません。
たしかに、一般的に コアな研究開発は東京・神奈川などの大都市で、
量産型工場は静岡などの地方でというイメージがあるかもしれません。
でも、実は名だたる企業が静岡県内にR&D/研究開発施設を保有しているんです。
例えば、吉野さんがいた旭化成株式会社の富士支社のほかにも
■キャノン株式会社の富士裾野リサーチパーク
(電子写真技術などの研究開発 )
■トヨタ自動車株式会社の東富士研究所
(先行開発)
■アステラスファーマテック株式会社の焼津技術センター
(アステラスグループ最大の製剤立上げ拠点)
■ローランド株式会社の浜松研究所
(電子楽器の開発)
■ポリプラスチックス株式会社のマザー工場
(エンジニアリングプラスチックの研究開発)
※ダイセル化学工業とセラニーズコーポレーションの合弁会社
■三井・ケマーズフロロプロダクツ株式会社のマザー工場
(フッ素樹脂やフッ素ケミカル製品の研究開発)
※ケマーズ株式会社と三井化学株式会社とのハイブリッド企業
などなど。
また、それ以外にも
■株式会社キャタラー(車両用触媒で国内シェアトップクラス )が2017年10月に新たな研究開発拠点ARK Creation Centreを開設。
■ヤマハ株式会社が2018年に1400人の技術者が集まる新たな研究開発施設を開設。
■スズキ株式会社が 2019年8月に 250億円を投じて研究開発施設を拡張することを発表。
など、最近では静岡県内で新たに研究開発施設を開設するニュースも目にします。
静岡県は、製造品出荷額で全国5本の指に入る
「ものづくり」の県。
産業別にみると自動車などを含む輸送用機器が25%(全国2位)、次いで電気機械11%(全国1位)
化学工業10%といった構成になっています。
実は医療分野でも最先端の研究施設が集積しており、医療機器、医薬品の生産金額で全国1位を誇ります。
参考:経済産業省 工業統計調査/厚生労働省 薬事工業生産動態統計
(調べているうちに、静岡県のポテンシャルの高さを改めて実感しました。)
そんな静岡県に
最先端の研究開発に携わっていた熱量のある方々を迎え入れることができれば、さらに県内優良企業の可能性を 広げていくことができると思います。
首都圏などの第一線で働いてきた人が、
静岡へUターンを考えた場合に、
「自分の経験を活かすことができるのだろうか」
そう不安に感じることもあるかもしれません。
そんなときはまずは一度ご相談ください。
私たちは、ご経歴・ご経験を拝見し、お仕事をご紹介することはもちろん
場合によっては、簡単なご経歴をふまえ、
あなたに代わって 企業に直接 売り込むこともあります。
また、転職するかどうか悩まれている場合はお話を伺った上で「現職に残る」という選択肢も合わせてご相談に応じています。
ノーベル化学賞を受賞した吉野さんはインタビューで 「失敗がないと成功はない」とおっしゃっていました。
転職は人生を変える決断、だからこそ失敗したくないという気持ちが先行しがちですが、
成功するためには、情報収集や転職相談など、まずは行動を起こしてみることが大切です。
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実際に参加した方々には、
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等の声をいただいています。
ぜひお気軽にご相談ください。
それでは、来年もどうぞよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
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【年末年始休業日のお知らせ】
2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)
上記期間は休業とさせていただきます。
誠に勝手ではございますが、期間内にいただきました
ご連絡に関しましては1月6日(月)より順次対応させていただきます。
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