地域情報ブログ

企業2019.10.04

森のリトリート ビジネス編 @掛川

こんにちは。
リンク・アンビションのスタッフ 小林です。
     
今回は弊社が参加した
森のリトリート@掛川の体験をお話します。
     
リトリートという言葉を耳慣れない方もいるかもしれません。
「慌ただしい日常生活から離れて、丁寧に自分を向き合い、心身を整え直すこと」を
リトリートと呼ぶそうです。
     
今回参加した「森のリトリート」は
森の中で心身ともにリラックスし、深く内省し、互いに対話をする2泊3日の合宿プログラム。
森で一人で内省し、対話の場でその体験を言語化することで、普段の生活では得られなかった、本質的な気づきやヒントを見つけることができます。
     
リトリートは欧米ではよく知られており、多くの企業経営者が一定のお休みをとってリトリートを実施しているそうです。
日本では まだ認知度が高くはないものの大手企業の経営者、リーダー層など幅広い人が利用しているとのこと。
     
そして今回わたしたちが入った森は
静岡県掛川市にある「時の寿の森ーときのすのもりー」
http://tokinosunomori.com/
ここからは3日間の体験を綴っていきます。
     
     
■1日目:初めての森での時間
携帯電話やスマホ、時計など、日々肌身離さず持っているツールを全て預けて森に入っていくことになりました。
傾斜のある緑ゆたかな山道をゆっくりと登っていきます。
森のリトリート.jpg
     
時間すら分からない環境で自分の呼吸の速さに気が付き、心を静めるように意識。
なぜかそわそわしてしまいます。
蜘蛛の巣をかきわけながら、落ち葉の積もった柔らかい土を踏みしめ、気になる場所や感じがいいなあと思う場所があったら、足を止めてその場所でゆっくりしてみる。
2.jpg
     
樹皮や落ち葉や草、土の匂いをゆっくり感じてみたり、座って目を閉じ、風の音やセミの鳴き声に耳を澄ませたり。
そんな時間を過ごしているうちにデジタルデトックスが進み、少しリラックスした状態で1日目が終了。
     
■2日目:徐々に森に溶け込む
1日目よりさらにリラックスした気持ちで森に佇みます。
ぼうっと森の緑や、葉の間から指す日の光を見つめていると日々の雑念が少しずつ頭から溶け出していくような気持ちに。
普段いかに気を張って、考えを巡らせているかが分かりました。
森の波長に馴染んて来たのか、気持ちよくなり そのまま数時間眠ってしまいました。
     
3-1.jpg
     
その後、焚火を囲んだ対話では、普段 会社では話さないようなお互いの心のうちを語り合いました。
ゆらりと揺れる火を見つめながらの対話。
周りの人からもヒントや気づきをもらいました。
     
     
■3日目:森の波長に同調
森の波長に完全に同調できたのか気づくと森の生き物たちが体の上や、目の前に。
リスやワシに間近で出会ったメンバーもいました。
晴天の中、3日間の中で一番暑く感じましたが、 森を後にしようとするときに不思議と 涼しくて心地よい風が送り出してくれました。
4.jpg
     
     
森での3日間。
キャンプ、トレッキングや登山とは全く違い大自然の中で考え・感じ・気づくことだけに時間を使える非常に贅沢な経験でした。
     
普段もそれなりにリラックスできているつもりでしたが内面は疲弊していたのかもしれません。
最終日には、頭の中が本当にすっきりし無駄な迷い・不安が消えたのか気持ちも明るくなりました。
     
この体験で得たものを薄めたくない、
そう強く思いましたが、感覚の記憶だからこそ
日常生活に戻ると 風化していってしまうものだそうです。
風化させないためには、呼び覚ます仕組みを自分で作ること。
最終日には、そんなヒントをいただきました。
そこで、毎日決まった時間に
①森の音を聞いて森の体験を思い出す ②呼吸を深く整える
この2つをルーティンとして取り組んでみることにしました。
     
日々の生活に疲れて、自分を見失いそうになったら・・・
森でリトリートすることで、
気づかなかった本質的なことが見えてくるかもしれません。
     
社員一同 身も心もリフレッシュしましたので、これからも「暮らしたい場所で思いきり働く」を全力で支援していきます!
     
5-2.jpg
     
ちなみに2017年には山中湖にて森のリトリートを実施しました。
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森のリトリート@山中湖
についての記事はこちら
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森のリトリートについて興味がある方はこちらをチェックしてみてください。
株式会社森へ 公式ホームページ
     
     

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