2023.10.19
「都道府県ランキング2023」静岡県の魅力度は?評価を徹底解説!
こんにちは。リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)のスタッフ、大塚です。
毎年注目されている地域ブランド調査「都道府県魅力度ランキング」「市区町村魅力度ランキング」の2023年版が、10月13日に発表されました。
このランキングは、47都道府県・国内1000市区町村を対象に、全国消費者3万以上の有効回答を集計した結果をブランド総合研究所が調査・発表している、日本最大規模の消費者調査です。「認知度」や「魅力度」「イメージ」などの全89項目について算出したものを、地域のブランド力としてランキングしています。
居住意欲なども含まれており、静岡県に特化したU・Iターン転職支援をしている弊社としては、気になるランキングです。
それでは、静岡県と県内市町村の順位を見てみましょう。
(参考:ブランド総合研究所 地域ブランド調査2023「都道府県の魅力度等調査結果」)
都道府県魅力度ランキング2023-静岡県は前年と変わらず14位
47都道府県中、静岡県は前年と同じく14位。
上位層ではありますが、ふるさと回帰支援センターの「窓口相談者が選んだ移住希望地ランキング」調査で、3年連続1位に輝いている静岡県としては、まだまだ満足していません。
市区町村魅力度ランキング2023-3つの市がランクイン
1000の市区町村を対象にした「市区町村魅力度ランキング」では、13位熱海市(前年13位)、23位伊豆市(前年22位)、44位浜松市(前年50位)と、TOP50に静岡県の3つの市がランクインしていました。
熱海市と伊豆市といえば、静岡県が誇る温泉地。県外では別府市や箱根町もランクインするなど、温泉地の評判が良いことについて、ブランド総合研究所の田中章雄社長によると「要因は明確に観光」ということです。
アフターコロナで観光が解禁されたことによって、観光意欲度が上昇し、さらにインバウンド需要の復活によって温泉地が潤い始めているそうです。
ランクインした3つの市の魅力
|熱海市
熱海市といえば、現在非常に活気があり、盛り上がっている街です。客足が減少し、大型ホテルの倒産などが相次ぎ、閑散として寂しくなった時期もありましたが、今や観光客で大賑わいと、熱海市の状況は激変しました。
8月には「観光地・熱海が奇跡の大復活!ビジネスで街を再生させる独自戦略」という企画がカンブリア宮殿で放送されたほどです。
景気の良さを表すバロメーターともいわれる「地価の上昇」に関して、熱海は「今年県内で最も土地の価格(商業地)が上昇したエリア」です。
|伊豆市
静岡県東部に位置しており、車はもちろん、電車でのアクセスも良好なスポットです。新幹線で東京から三島駅(約1時間)、その後三島駅から出ている「伊豆箱根鉄道」で伊豆市まで行くことができます。
伊豆市には、歌手石川さゆりさんの歌「天城越え」で有名な「浄蓮の滝」や、温泉好きなら必ず知っている「修善寺」、金の高騰で時価25億円を超えた重量250Kgの「土肥金山」の世界一の金塊など、楽しめる場所がたくさんあります。
|浜松市
そして、昨年50位から大きく順位を上げて44位となった浜松市。
浜松市は、一般社団法人日本総合研究所が発表した「全国20政令指定都市の幸福度ランキング(2022年版)」でランキング1位を獲得しています。
現在、NHK大河ドラマ「どうする家康」が放送されていますが、家康公が29歳~45歳の間を浜松城で過ごすなど歴史のある街。その歴史を守る一方で、浜松市では「はままつ産業イノベーション構想」を策定するなど、新しい産業や起業家を市をあげて育てていくという精神をもっており、ものづくりが盛んな技術集積都市としての今後の成長も期待できます。
また、浜名湖では、エビやタイなどの寝ている魚や潜んでいる獲物をモリや網で獲る伝統的漁法「たきや漁」が行われています。
西は浜名湖、東は天竜川、南は遠州灘と、周囲を豊かな自然に囲まれ、「都市」と「自然」のバランスが、暮らすのにちょうど良い街です。
※浜名湖で行われている「たきや漁」の風景(撮影:弊社コンサルタント種市)
今回は50位にランクインした3つの市をご紹介しましたが、今後も、住んでいるからこそお伝えできる静岡県の魅力をもっともっと発信していきます!
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