静岡ガス株式会社
岡田誠さん(仮名・海外営業) 34歳
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自分軸を明確にすることで海外営業への再挑戦を実現。家族とのゆとりの時間も増加。
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「国の発展の根幹となる仕事がしたい」と語る岡田さんはエネルギー事業の営業として活躍してきたが、コロナ禍をきっかけに仕事内容が変化。「自分は海外営業として自らが案件を創り出す仕事をしたい」という想いが明確になり、それを叶えるべく転職を決意する。
「エネルギー事業の海外営業といえば関東の企業」という固定観念を覆したのは、担当コンサルタントの丁寧な提案だった。そこにはやりたい仕事の実現に加え、通勤時間を大幅に短縮できる魅力もあったという。
「本当に良い縁に巡り合えた」と語る岡田さんに、今回の転職について詳しく伺った。
※本記事の内容は、2026年1月取材時点の情報に基づき構成しています。
- 過去の
転職回数 - 0回
- 活動期間
- エントリーから内定まで60日間
転職前
- 業種
- プラントエンジニアリング
- 職種
- 海外営業(審査メイン)
- 業務内容
- 再生可能エネルギー開発の提案や顧客対応、プロジェクトの審査。
転職後
- 業種
- エネルギー
- 職種
- 海外営業(事業開発)
- 業務内容
- インドでのビジネスモデル構築、コーディネート。
自分にとってのやりがいある仕事。再び志した海外営業の道。
現在のお仕事はどんな内容ですか?
静岡ガスで海外事業開発の部署に所属し、インドでのエネルギー開発に携わっています。
資源開発や供給体制の構築を目指し、現地企業とのパートナーシップ構築や案件開発に向けた調整を担当しています。将来的にはインドでの駐在も予定しており、すでに出張ベースでインド滞在を経験しました。
入社前のご経歴を教えてください。
前職はプラントエンジニアリング会社で発電所の関連施設を作る国内外の営業を行っていました。火力発電所やバイオマス発電所を取り扱い、再エネ開発の提案や顧客対応を担当。その後3年間、政府系の金融機関に出向して出資や融資をするプロジェクトの審査業務をしました。
エネルギーは社会に必要不可欠な存在で、国の発展を支える重要な基盤です。「その根幹に携わりたい」という想いからこの業界に興味を持ち、キャリアを積んできました。
転職のきっかけは?
転職を考えるようになった理由は、大きく二つあります。
一つは、もう一度「海外で営業活動をしたい」と強く思うようになったことです。前職でも本社に在籍しながら国内外における営業を担当し、再エネ案件を見つけて受注までつなげるスタイルで働いていました。しかし、コロナ禍でリモート勤務が増えて状況は変化。
自分が携わっていた案件も現地子会社による営業活動で完結するようになり、審査のみを行うケースが増えました。自分としては、もっと自ら案件を創り、エネルギー開発を推進していきたいというのが本音でした。
二つ目は、通勤時間の負担を軽減したかったからです。前職では静岡の自宅から千葉まで長時間通勤をしていました。やはり往復の時間を考えると、自宅から通いやすい場所で働きたいと思うようになりました。
転職活動はどのように進めましたか?
志望は「エネルギー業界」と明確だったため、まずは転職サイトに登録して紹介された求人と自分の希望がマッチするかを確かめながら進めていきました。
その中でリージョナルキャリア静岡(運営:リンク・アンビション)の担当コンサルタント、溝口さんから非常に興味を惹かれる求人の紹介をいただいたため、面談をお願いしました。
前職が千葉や東京での勤務だったこともあり、エネルギー業界そして海外営業といえば漠然と関東のイメージがありました。ところが溝口さんの提案で静岡でも自分の希望に合う会社があると知り、まさに「灯台下暗し」でした。
働きながらの転職の面談というのはどうしても遅い時間になりがちですが、溝口さんはいつもタイムリーかつ親切に対応してくださり、安心して進めることができました。
今の会社に決めたポイントは?
転職理由となった二つの希望がどちらも実現できると感じたからです。静岡ガスはもともと静岡県内でガスを供給してきた会社ですが、海外事業にも力を入れていくフェーズでした。
また、ちょうどインドの駐在事務所を立ち上げるタイミングで、「私が海外に赴き、直接エネルギー開発に携われるのでは」と具体的なチャンスを感じました。
さらに通勤時間が大幅に短縮できることも重要な決め手でした。以前は往復5時間でしたが、現在は半分以下と負担が大幅に減り、働き方も大きく改善できると思いました。
挑戦できる仕事と家族との時間。転職で得た大きな二つの価値。
転職していかがですか?
転職理由として挙げた二つの希望は叶えられています。出張ベースではありますが、すでにインドで1カ月間の滞在をし、現地でエネルギー開発を経験できました。
自らエネルギー開発案件を創り、「0→1」ベースで案件に関われるという実感を得られ、大きなやりがいを感じています。インドは近年目覚ましい経済発展を遂げており、非常に活気がある国。これからの仕事に期待を感じています。
また会社の雰囲気もとてもいいと感じています。社内ルールなど分からないことがあっても部署を越えて教えてくれて、皆さん親切で協力的です。
私が所属する海外事業開発部は会社の中では比較的新しい部署ということもあり、キャリア採用のメンバーが多く、いろんなバックグラウンドを持った人が集まっています。とても面白く、刺激的な環境で働けています。
転職して良かったと思うことは?
自分がやりたかった仕事に取り組めていることに加え、通勤時間が短くなって働き方の選択肢が広がりました。以前は通勤に往復5時間かかっていたこともあり、リモート勤務をメインにせざるを得ませんでした。
もちろんリモートのメリットもありますが、そればかりでも良くないと思っていました。やはり出社して顔を合わせて話すことで得られる情報や気づきも多いです。通勤時間の大幅な削減により、出社とリモートの両方が選択できるようになった点は大きな変化です。
困っていることや課題はありますか?
前職は発電に関わる仕事だったので、エネルギーという大きな分野は同じでも、今とは業界が異なります。ガス事業は初めての分野なので基礎知識から習得しているところです。
また、私の所属するインドのチームは発足して1年弱。まだ知見が十分揃っていない中で進めていかなくてはなりません。そのため、「案件を創り出せる」というのは魅力的ですが、同時に難しさや苦しみも伴います。
しかし、ありがたいことに他のチームメンバーに気軽に相談できる環境が整っており、試行錯誤しながら課題を解決できています。
生活面の変化はありましたか?
通勤時間が大幅に減ったことにより、家族と過ごす時間が格段に増えたことが最も大きく、嬉しい変化と言えます。以前は千葉まで通勤していたので、たとえ定時で退勤しても帰宅する頃には子どもはすでに寝ているといった日々が続いていました。
今では小さな息子ともコミュニケーションを取る時間が増えましたし、家族との過ごし方が大きく広がったと感じています。
転職を考えている人にアドバイスをお願いします。
転職では「ご縁」もかなり大事なポイントだと考えています。私自身、「エネルギー業界で働くなら関東」という固定観念があったのですが、静岡ガスは驚くほど自分の希望とマッチしました。
ただ、ご縁とはいっても何もせずに受け身でただ待つだけではチャンスは巡ってきません。自分が何をしたいかを整理し準備をしていれば、コンサルタントからの提案がより自分に合うものとなり、良い巡り合わせが起きるはずです。
紹介された会社に自分を合わせるのではなく、自分の意思を明確にし、それにマッチする会社との「ご縁」を見つけていくことが大切だと考えます。