転職成功者インタビュー

ヤマハモーターソリューション株式会社
岩崎一馬さん(仮名・デジタルマーケティング) 36歳

首都圏で培ったITスキルを活かし、地元静岡でグローバルメーカーの成長に貢献。

東京のIT企業に勤務し、SEとしてのキャリアを順調に重ねていた岩崎さん。東日本大震災の体験をきっかけに、首都直下地震のリスクを考えるようになったという。「もちろん、静岡にも地震のリスクはあるが、故郷なら自分なりに納得できる」。そう考えた岩崎さんはUターン転職を検討し始めた。仕事を続けながら、折に触れて静岡の転職情報をチェックし、最終的にヤマハ発動機グループの情報システム領域を担うグループ企業への転職を実現する。「グループ各社のWebサイト運用・改善という、自身のスキルを存分に発揮できる職場に巡り会えた」と語る岩崎 さんに、転職活動を振り返ってもらった。(※本記事の内容は、2021年8月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職回数
1回
転職期間
エントリーから内定まで50日間

転職前

業種
食品メーカー
職種
社内SE
業務内容
コーポレートサイト改修、管理、SNS管理など

転職後

業種
ヤマハ発動機の情報システム領域を担う企業
職種
デジタルマーケティング推進
業務内容
国内外グループ各社のWebサイトのパフォーマンス改善

これまで培ってきたITスキルを、グローバルメーカーの発展に役立てる。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

ヤマハモーターソリューション株式会社は、国内外にネットワークを持つヤマハ発動機グループの情報システム領域を担う会社です。私は、グループ会社が開設しているWebサイトのパフォーマンス改善を主に担当しています。例えば、Webサイトのページ構造やプログラミング手法などを見直し、改善を加えるのです。ユーザビリティの向上を図り、サイト閲覧者に快適なユーザー体験の提供を目指します。ロシアやアルゼンチン、メキシコ、フィリピンなどのグループ会社のサイト担当者ともやりとりしています。国によってITインフラやプログラミング言語が異なるので、こちらの意向に沿った改善を実施してもらうのに苦労する場面も多いのですが、それがやりがいにもつながっています。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後、不動産ポータルサイトを運営する東京の会社に13年間勤務しました。国内のユーザーなら大抵知っているような、規模の大きなサイトに携わっていたので、システム開発やサイト運用に関する多彩なスキルが身に付きました。IT分野の専門性を磨くという点では、国内最先端のプロジェクトに関わるチャンスもある東京は最高の環境だと思います。

Uターンのきっかけは?

東日本大震災です。私は当時、銀座で勤務しており、電車が動いていないので歩いて帰宅。東京は自然災害に対して脆弱だと感じました。この経験を経て、「東京を離れ、地元で働きたい」と考えるようになったのです。地元の静岡もいずれ大きな地震が来ると言われていますが、自分の地元ならたとえ災害に遭っても納得できると思い、転職活動を開始しました。それから、東京での勤務を続けながら、地元の転職情報をまめに収集。気になった会社には応募してみましたが、条件が合わないということが何度かありました。

転職活動はどのように進めましたか?

地道な情報収集が形になり、2019年に地元の食品メーカーへのUターン転職を果たしました。しかし、残念ながら会社の方向性と私の発揮できるスキルに、ギャップを感じるようになったのです。東京を脱出し地元に、という目標が実現できても、自分のスキルが活かせないのでは、13年の経験が無駄になってしまいます。そこで再度、転職活動を開始。最初は大手転職サイトに登録しましたが、送られてくるスカウトメールは東京勤務か東京本社の会社ばかり。これでは動けないと思っていた頃、リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)からアプローチがあり、地元の企業を紹介されました。小さいソフトウェアハウスから大手・中堅クラスまで、地元企業の情報を豊富に持っていたので、心強かったですね。

今の会社に決めたポイントは?

2020年4月からいくつか面接を受け、GW前までに3社から内定をもらいました。その中でヤマハモーターソリューションに決めたのは、事業規模の大きさです。国内外に広く展開するヤマハ発動機グループなら、自分のスキルを活かせる仕事には事欠かないだろうと感じました。実家から1時間以内で通勤できる利便性も決め手になりました。

毎朝「さあ、やるぞ!」と意欲に溢れる日々を手に入れた。

転職していかがですか?

中途入社だからといって、発言しにくかったり、馴染みにくかったりといった事はまったくないですね。同僚たちはともに仕事に取り組むチームの一員として接してくれる人ばかりですし、上司もメンバーが働きやすい雰囲気づくりを大事にしてくれていて、働きやすい環境です。

転職して良かったと思うことは?

転職してから、毎朝「さあ、今日もやるぞ!」と意欲を持って業務に取り組めています。職場環境が自分に合っているということもあるでしょうが、何より地元に戻って、腰を据えて仕事に打ち込めるようになった点が大きいですね。

困っていることや課題はありますか?

サイトのパフォーマンスを上げるための改善策を実際に行うのは、各グループ会社のサイト運用担当者です。調整を繰り返しながら進めるため、実行して結果が出るまでに時間がかかってしまう。ここのスピードはまだまだ上げられそうです。また、グループの中には先進的な技術を使う部門もある一方、ITの進化をキャッチアップできていない領域もあります。大きな組織だからこそムラができてしまうのですが、ボトルネックになっている部分の課題を解決し、全体の底上げを図っていかなければなりません。これも私の抱える課題の一つです。

生活面での変化はいかがですか?

今はコロナの影響による特別対応でほぼ毎日在宅勤務ですが、コロナが収まった後も通常の制度として在宅勤務が可能です。今の生活リズムに身体がなじんでいるので、ありがたいですね。プライベート面で言うと、自転車で遠出をするのが趣味で、Uターンしてすぐの頃は、浜名湖1週68キロを4時間くらいかけて走ったりしていました。最近はコロナの影響であまり出ていませんが、収束したら自然いっぱいの土地を自転車で走ってみたいです。そういうことが気軽にできるのも、Uターンのいいところですね。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

東京から地方へUターンすると、給与が下がってしまうケースは少なくありません。でも地方の生活は支出も減るので、手元に残る金額は思ったほど変わりません。表面的な年収に左右されるのではなく、地元転職にどういった魅力があるのかをしっかり見つめた方がいいと思います。私の場合、毎日の満員電車のストレスから解放された、というのも大きな魅力の一つです。今となっては、元の生活に戻ることは考えられません。「自分にとって何が大切なのか」を突き詰めて考えれば、きっといい答えが見つかるはずです。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
内田 康太

岩崎さんは「地元浜松が大好きで、東京で培った高いスキルを活かして即戦力として活躍できる」というまさに多くの地元企業が求めているような人材でした。そして、そうした方々のご支援はUターン転職の実績を多く持つ弊社が得意としているところです。ご支援させていただく上で意識した点としては、「岩崎さん自身が納得できる転職先をじっくりと一緒に探していく」ということでした。そのために、企業規模、業種、ポジションなど様々な角度から求人案件をご用意し、提案いたしました。また、焦らずご検討いただきたいという想いもあり、選考企業には、あらかじめ内定後の入社に関する回答期限に猶予をいただくなど、調整をいたしました。今回の取材では、現職で思い切り仕事を楽しんでいる岩崎さんのご様子を拝見でき、コンサルタントとして非常に嬉しく思います。

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