リージョナルグループスタッフBlog

その他2018.11.16

有効求人倍率と静岡県の状況

厚生労働省が発表した9月の(※)有効求人倍率は、43年ぶりの高水準で、1.64倍でした。 

静岡県内の 有効求人倍率はと言いますと、全域では1.70倍。
地域別では東部1.67倍/中部1.73倍/西部1.61倍。
(※)有効求人倍率は求職者1人に対し、 企業から何件の求人があるかを示しています。
  
静岡県では、1年7カ月連続で有効求人倍率が全国平均を上回っており、
企業ではなおも人手不足が続いています。
 
ですが、『人手不足』では片づけられない、
これまでの人手不足の構造とは違ったものを私たち人材紹介の現場では感じています。
 
"売り手市場(人材優位)"というのはおそらく表面的な見え方で、
正確には一部のみ売り手市場になっており、
業種、企業規模などによる差、求職者ごとの差は歴然としています。
 
例えば、中小企業や、エンジニア・建設・介護・運送・飲食・サービス業界においては
著しい 人手不足が進んでおりますが、
大手・有名企業や、上記外の業種では変わらず人材を吟味し選ぶ立場にある企業が多くあります。
 
『人手不足』の背景一つをとっても
現在の 『人手不足』 は、景気連動性(需要拡大)であり、
団塊の世代の大量退職等に伴った『人手不足』 の影響が顕在化するとともに、
景気拡大による求人と求職のミスマッチが解消されずに継続している状況です。
今後の 『人手不足』 は、人口連動性(母数不足)になっていくでしょう。
生産年齢人口(労働人口)は10年で500万人以上減ることは確定していると言われています。
 
また、派遣社員や契約社員といった非正規雇用で求人倍率は底上げされておりますが、
正社員の有効求人倍率は過去最高と言えど1.14倍。
実際には 複数社から内定をもらう人材もいれば、その反対も。
有効求人倍率が上がっても、どんなに人材に困っていても
企業は、現場で結果を出せていない方を雇う気はありませんし、
若手を欲しがっている企業は高年齢層を採用しません。
ですが、日本人の平均年齢は45歳を超え、企業では若者が欲しくても若者が来ない状況です。
企業は求人を出してるけれど、求める人材は採用できず、
解決できていない求人は増える一方で、人口は減少しているのですから、
今後も求人倍率は高い水準で継続していくでしょう。
 
このように、現在の『人材不足』は大変複雑な構造になっているため、
有効求人倍率が1.0倍以上だから転職しやすいとは一概に言えませんし、
「今は求人倍率〇倍なので」という言葉で片づけてしまって
周りと同じ対策を練るのでは、何の解決にもならず、「求人倍率」が空虚なものとなって響きます。
  
当然のことながら、求職者は人間です。
時代がどうあれ、応募したい企業に応募します。
企業も同じ。時代がどうあれ、採用したい人材しか採用しません。
求職者も企業も、"求人倍率"に踊らされるのではなく、
自分(自社)にとってビジョンを実現できる企業(人材)であるか見極めるための力、
また、その時自分が相手に必要とされ、期待に応えらえる人材(企業)であるための力、
今後はその力をつけることがますます大切になっていくと感じています。
  
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