2016.11.28
「やりたいこと」が見えていますか?
「何か新しいことをしたい」
転職したいと考えたとき、こんな気持ちがありませんか。
しかし、その『「何か」とはどんなことか』と聞かれても明確に答えられる人は多くありません。
そんな時に「自分は何をしたいのだろう」と思い悩み、転職活動に行き詰ってしまうのです。
では、「やりたいこと」を明確にするためには、どう考えたらよいのでしょう。
まずは「やりたいこと」のとらえ方を考え直してみましょう。
20~30代の人に、「何をしたいんですか?」とたずねると、
「企画がしたい」「IT業界がいい」などと、職種や業界など固有名詞で答えることが多くあります。
もちろん転職活動において、やりたい職種や業種を明確にしておくことも必要です。
しかしそれだけでは、入社後に「こんなはずではなかった」というミスマッチを引き起こしてしまいます。
そこで大切になるのは、"固有名詞でとらえない"こと。
本来「やりたいこと」は、固有名詞ではとらえにくいものです。
「アットホームな会社で思い切り働きたい」「家庭を大事にしたいから、土日休みで働きたい」など、
あなたの"理想とする状態"があるはずです。
企業理念や風土、待遇を含めて、「どんな状態でいたいのか」「どういう状況なら仕事を頑張れるのか」を考えてみましょう。
このように、"固有名詞"から"理想の状態"へと視点を変えると、「本当にやりたいこと」が見つかると思います。