2016.02.23
静岡県東部の企業様向けに人材確保セミナーを行いました。
こんにちは
リージョナルスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
リンク・アンビションの猪目です。
先日立春を迎え、暦上では冬が終わりましたが
まだまだ夜の冷え込みが厳しい日々が続きますね。
2016年になって早2ヶ月、新年度を目前に控え、
採用に関する期待が高まっているのを感じる今日この頃です。
先月末に2015年12月度の有効求人倍率が発表されましたが、
静岡県内の有効求人倍率は
なんと1.28倍という全国値を上回る高い数値でした。
※求人倍率とは
求人数を求職者数で割ったもの
つまり、求職者ひとりあたりに、企業が何件求人を出しているかを示す数値です。
リーマンショック時にはこの有効求人倍率は0.42倍にまで落ち込み、
その後、徐々に回復を遂げ、2年前にやっと1倍を上回る数値まで回復しました。
現在の1.28倍という高数値は
仕事を探されている方よりも、企業が求めている人の数の方が多く
経済的に活況であることを示しています。
普段、東海地区の様々な企業の経営者様、採用担当者様とやりとりをさせていただく中で、
急募で人を探されている企業様も2015年12月くらいから急激に増えています。
静岡県内においても採用活動が活発になっていることを実感しています。
先日、弊社代表の原口が、富士宮信用金庫様にて県内に根差した企業様向けに
人材確保セミナーを実施させていただきました。
新聞で話題になっている通り、静岡県は人口の流出が他県に比べても多く、
全国でワースト3に入っています。
静岡県の人口は毎年7000人以上の赤字。
県外から静岡県に流入する方が5万3000人なのに対し
6万人以上の方が進学・就職、転職等を通じて県外に流出してしまっているのが現状です。
この数字からも分かる通り、
静岡県では県外に出た優秀な人材を地元に戻すということが急務とされています。
セミナーでは採用に関する基礎知識から
効果的な採用活動、面接のノウハウ等、
採用に関わってきた弊社がお伝えしたいポイントを
お話をさせていただきました。
会場に来られた方は熱心にお話を聞いてくださり
採用に関するニーズが高まっているのを改めて肌で感じることができました。
1社、1社、ひとりひとりに向き合うことを大切にしてきた弊社ですが、
このようにセミナーという形で採用についてお話させていただくのは
非常に貴重な機会でした。
より多くの企業様の採用活動をお手伝いし、特に地域中小企業の採用力を上げて
静岡へのU・Iターン転職をもっと活発にすることで
企業様の発展を支えることはもちろん
県外から静岡へ転職したいと思っている方々が
安心して移り住むことのできる環境を作れるのではないかと思います。
引き続き、こうした機会を大切にしつつ
県内はもちろん全国にいらっしゃる求職者様と
静岡県にしかない優良企業様の志を結んでいきたいと考えております。