株式会社巴川コーポレーション
山本恒一さん(仮名・事業企画) 33歳
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数字を武器に次のステージへ。行動した先に見つけた事業企画という新しいキャリア。
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新卒で入社した銀行では、法人を中心とした営業職としてキャリアを積んできた山本さん。担当した企業や経営者一人ひとりに親身に向き合い、良好な関係を築いてきたが、次第に「形ある商品を扱うメーカーで社会貢献をしたい」という想いが強くなっていったという。
数字を分析して事業計画を策定する業務は、山本さんにとって以前から最も興味のある分野だった。「人生は一度きりだからこそ、行動あるのみ」と力強く語る山本さんの転職活動体験談を伺った。
※本記事の内容は、2026年2月取材時点の情報に基づき構成しています。
- 過去の
転職回数 - 0回
- 活動期間
- エントリーから内定まで62日間
転職前
- 業種
- 地方銀行
- 職種
- 法人営業
- 業務内容
- 法人への融資営業や経営者への資産運用提案
転職後
- 業種
- 化学素材メーカー
- 職種
- 事業企画
- 業務内容
- 事業収益の予実管理、年次事業計画の策定、月次売上・利益計画の策定
夢に挑戦。キャリアと働き方を変えた、一歩を踏み出す行動。
現在のお仕事はどんな内容ですか?
化学メーカーである株式会社巴川コーポレーションの電子材料事業部に所属し、事業企画を担当しています。他部署との関わりを持ちながら会社全体を俯瞰し、数字を分析する仕事に携わっています。
主な業務は事業収益の予実管理、年次事業計画の策定、月次売上・利益計画の策定です。計画に対する達成状況を分析し、未達であればその要因を考えて対策を検討します。経営陣に報告する数字の分析も重要な業務のひとつです。
そのほか、営業からの依頼を受けて商品の原価計算を行ったり、労働組合と会社が定期的に行う情報交換の際の事業部サマリーを作成したりしています。
入社前のご経歴を教えてください。
新卒で地方銀行に勤め、営業職として法人を中心に外回りをしていました。主な業務は融資の相談を受けて実行する貸付業務です。そのほか、経営者の資産運用の相談や、会社に紐付く補助金など公的支援制度の案内も行っていました。
巴川コーポレーションは社会人として2社目の勤務先で、中途入社して1年半ほど経ちました。数字をもとに企業の状況を分析する点は、前職と現職で共通していると感じています。
転職のきっかけは?
転職を考えた理由はいくつかありますが、大きな要因の一つは定期的に発生する転勤でした。お客さまに対しても、転勤の度に人間関係を一から築き直す必要があり、時間をかけて築いた関係が後任の仕事次第で変わってしまうこともあります。
また、職場の人間関係も安定しにくく、この環境が今後も続くことに精神的な負担を感じるようになりました。
もう一つの理由は、メーカーへの興味です。前職では製造業を中心とした多くの会社を担当してきました。メーカーのように形ある商品を通じて社会貢献できる仕事に魅力を感じるようになりました。
担当先の経営者の方々が自社の将来や夢を語ってくださったことも、大きく影響しています。「人生は一度きりだからこそ、自分が思い描く夢に挑戦したい」と思ったことが、転職を考えるきっかけとなりました。
転職活動はどのように進めましたか?
まずは転職サイトを調べ、大手の転職支援会社に登録しましたが、なかなか書類選考を通過できませんでした。このままでは難しいと感じ、地元に特化したリージョナルキャリア静岡(運営:リンク・アンビション)を見つけてエントリーしました。
初回の面談では丁寧なヒアリングが行われ、その内容をもとにしたフィードバックや、自分に合った企業の提案など具体的なサポートを受けられました。その結果、転職活動の道筋が見えるようになりました。
担当コンサルタントの大塚さんが履歴書・職務経歴書を丁寧に添削してくださり、それから選考を通過できるようになりました。
大手転職支援会社、リージョナルキャリア静岡ともに担当者は親身でしたが、質問に対するレスポンスの早さ、個人に合わせた添削や提案の面で、大塚さんには特に信頼を寄せています。
今の会社に決めたポイントは?
決め手はいくつかありますが、まず大きかったのは転勤がほとんどないことです。勤務地は基本的に自宅から通える範囲にあり、東京本社に行く可能性はあるものの、拠点自体が多くはありません。
前職では転勤が大きなストレスだったため、この点は非常に魅力に感じました。
もう一つのポイントは、前職の銀行で培った知識が活かせると感じたことです。数字を見て事業企画を立てる仕事は、特に興味があった分野でした。
さらに、人事担当の方もとても話しやすく、会社全体の雰囲気が良かったことも決め手の一つです。
入社前に社長と面談する機会もありました。限られた時間の中でも全社員と面談をしていると聞いて、社員一人ひとりのことをしっかり考えてくれる会社だと感じました。
人生には目標を持って。事業企画の現場で実感する成長。
転職していかがですか?
前職でも数字分析に携わっていましたが、入社してすぐの頃は分析の視点や進め方が異なり、戸惑うこともありました。
ただ、業務を通じて財務諸表の見方や勘定科目などを理解していく中で点と点がつながり、徐々にクリアになっていきました。
はじめは苦労しましたが、現在は業務にも慣れて問題なく仕事に取り組めています。
転職して良かったと思うことは?
これまでのキャリアでは身につかなかったスキルが、着実に習得できていると実感しています。外回りが中心の営業から、事業企画というデスクワーク中心の仕事へと変わり、働き方が大きく変化しました。
Excel関数を使ったデータ集計や各種資料の作成、文章をまとめる力など、前職ではあまり経験のなかったスキルが日々の業務を通じて自然と磨かれています。
また、管理職の視点で物事を考える機会が多い点も特徴です。現在の部署では管理職会議に参加することもあり、経営や会社全体を俯瞰する考え方を間近で学べて成長につながっていると実感します。
困っていることや課題はありますか?
現在の課題は、ものづくりに関する知識がまだ十分でない点です。製造業の会社である以上、製品がどのような工程で作られているのか、その背景まで深く理解する必要がありますが、まだ経験が浅いので苦戦することもあります。
また、会議で自分が主導して進行する際に経験豊富な先輩方をうまくファシリテートできていないと感じる場面もあり、ここは今後さらに力を伸ばしたいと考えています。
しかし、そのような状況でも先輩や上司に相談しやすい雰囲気があり、挑戦することを後押しした上でしっかりフォローしてもらえます。挑戦しながら成長できる、仕事のしやすい社風だと感じています。
生活面での変化はありましたか?
休みが取りやすくなり、子どもの行事などへの参加率が高まりました。また、通勤の負担も減り、仕事後に自分の時間が取れるようになったのも大きな変化です。
さらに、会社としてフレックスや休暇制度が整っており、働き方の自由度も大きく向上しました。働き方が柔軟になったことで、仕事とプライベートのバランスが取りやすくなり、生活全体の充実を実感しています。
転職を考えている人にアドバイスをお願いします。
転職活動では、自分の人生の目標を考えながら行動することが大切です。今のままでいいのか、違う世界を見たいのか。後者であれば、やはり行動することが重要です。
転職したいと考えていても、実際の行動に移す人はその一部に限られていると感じています。
社会人として伸ばしたいスキルや目指す姿を整理できていれば、数多くある魅力的な会社の中から自分に合った会社と出会えるチャンスは必ず広がります。
また、転職活動を進めるうえで、選択肢を複数持つことも重要だと感じました。
私の場合リージョナルキャリア静岡の大塚さんと出会い、職務経歴書を添削していただいたことで書類選考が通過するようになり、転職活動のターニングポイントとなりました。
現在は会社の中で目指す目標があり、経験を積みながら成長を続けています。人生は一度きりだからこそ、自分の進みたい道を整理し、一歩踏み出すことが納得できる会社と出会う鍵になるはずです。