リージョナルHERO

転職成功者インタビュー

リージョナルキャリア静岡で転職した方々に体験談をお聞きしました。

仕事は楽しいのが一番!諦めかけたエンタメ業界で、コンサルタントがポジションを発掘。

株式会社青島文化教材社
野原祐介さん(仮名・マーケティング) 30歳

転職回数
0回
転職期間
エントリーから内定まで45日間

野原さんのポリシーは「仕事は楽しく!」。新卒で入社した大手玩具卸売会社で担当していたのはDVDやBlu-rayを家電量販店などに卸すという仕事。入社して7年が経っていたが、仕事内容も、自分の役職や待遇にも満足しており、「この会社に定年まで勤めるのだろうな」と考えていた。しかし第一子が生まれた時に状況が一転。奥さまの病気が発覚し、家事はおろか子育てもままならない状況になってしまった。テレワークで凌いでいたものの、結局は両親が住む静岡でUターン転職することに。どんな時でもポジティブで「子育てにたくさん携わることができて、むしろよかったなと思っています!」と笑う野原さん。どんな転職活動だったのか、詳しく伺った。(※本記事の内容は、2022年7月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職前

業種
東証プライム上場の玩具商社
職種
法人営業、商品仕入れ担当など
業務内容
大手家電法人に対する企画提案営業

転職後

業種
模型・プラモデルメーカー
職種
PRチーム マーケティング担当
業務内容
自社製品のマーケティング

妻の病が発覚。順調だったキャリアをやむを得ず手放した。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

私が働いている「青島文化教材社」は、静岡市の地場産業であるプラモデルとフィギュアのメーカー。もうすぐ創業100年を迎える老舗企業で、メイン商品の車やバイク、トラック等のプラモデルは熱烈なファンの方も多いです。私は入社して半年少し。PRチームに所属し、自社商品のファンを増やしたり、認知度をアップさせたりと、販促に関わる仕事をしています。

業務は多岐にわたっていまして、通常の広報担当者がやるようなSNSの更新をはじめ、最近は中国のSNS立ち上げにも携わりました。それからプラモデルファンというのは、現在40歳以上の男性が多いので、今の子どもたちの世代にもファンになってもらうために、小学校のプラモデルクラブの講師を務めたり、生涯学習センターでプラモデルの教室を開いたり、といった活動もしています。また、デザイン系専門学校とコラボし、オリジナルグッズや商品のPVを制作したことも。静岡市役所にはプラモデル振興係という部署があり、今後静岡市をプラモデルの街として売り出していくそうで、静岡市とメーカー、学校がタッグを組んで様々な取り組みをしています。

入社前のご経歴を教えてください。

出身は静岡県静岡市です。大学を卒業して就職活動していた時は、「会社なんて入ってみないとわからない。興味のない事はあまりやりたくないし、せっかくなら楽しい仕事がしたい」という希望を持っていました。ですから、楽しそうなエンタメ系がいいなと考え、おもちゃや映画を取り扱う都内の大手玩具の卸売会社に就職しました。入社後に担当したのは、映像や音楽関係のDVD、Blu-rayを家電量販店などに卸すという仕事でした。取り扱っていた商材は、様々なメーカーの商品で、毎月3000点ほど。一つひとつの商品内容をよく理解して販売するというより、気にしていたのは、とにかく数字でした。商品の売り上げが伸びるかどうか、全体の数字は伸びているかなど、売上の数字を管理する仕事をしていました。

転職のきっかけは?

妻が病気になってしまったことです。それは一人目を出産した際に発覚しました。命に関わるわけではありませんが完治しない重い病気で、週4日通院することになりました。出産直後にそんな状態になってしまったので、私が働きながら家事育児をすることになったんです。近くにサポートしてくれる両親もいなかったので、特例的にテレワークをさせてもらっていました。その後、二人目が生まれたのですが、そのタイミングで私は長期の育休をとりました。その時にコロナウィルスが流行り出したんです。当時住んでいた川崎は感染者が多く、妻は感染したら命に関わる問題だったので、育休中に静岡へ引っ越すことにしました。

私は会社に対しての不満はなく、転職するつもりも全くなく、このまま定年まで勤めたいと思っていました。しかし育休が終わり、復職するか、それとも静岡で転職するかを検討したところ、テレワークには限界がある、これ以上会社に迷惑をかけることはできないと思い、静岡で転職することを選びました。

転職活動はどのように進めましたか?

まずはネットで見つけた転職サイトに3つほど登録しました。そして某大手転職サイトの担当者から多数求人を紹介してもらったので、とりあえずいくつか面接を受けたところ、内定は出るのですが、結局は転勤があったり、条件が合わないことが多かったです。そんな中「リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)」がいいと思ったのは、担当コンサルタントの池戸さんが、希望する条件に合った求人だけを提案してくれたから。静岡市がいいと言ったら徹底的に静岡市に絞って提案してくれました。明らかに条件に合っていない不要な求人を提案されることは一度もなかったので、信頼できましたね。紹介された企業は全部で3、4社ほどと多くはなかったのですが、全て条件に合っていて、的確な提案でした。池戸さんのところで絞り込んでから提案してくれている、というのがよくわかりました。

それから、できれば前職と同じエンタメ業界の仕事がいいなと思い、自分でも求人を調べたのですがなかなか見つからず、静岡に戻るなら違う業界になるだろうなと覚悟していました。「青島文化教材社」でも、募集していたのは海外向けの営業担当だけ。私は英語が得意ではないので、無理だろうなと諦めていたんです。しかし、担当コンサルタントの池戸さんが企業担当の溝口さんと一緒に掛け合ってくださり、とりあえず話だけ聞いてもらえることに。そして面談の結果、入社することができたんです!自分で探した場合、条件が合っていなければ諦めてしまうのが当たり前なので、リージョナルキャリア静岡のサポートには本当に感謝しています。

今の会社に決めたポイントは?

やはり自分が以前身を置いていた、エンタメ業界の仕事がいいなと思ったことが大きいですね。「どの業界でもなんとかなるさ」とは思っていましたが、前の会社の仕事内容に満足していたので、できれば同じ業界がいいなと思っていました。それから中小企業なので、思いついたことをすぐ形にできそう、新しいことに挑戦できそうだなと思いました。実際に入社して感じるのは、新しい取り組みの提案をした際、承認が下りるスピードがすごく早いということ。以前の職場は1000人ぐらい社員がいたので、承認プロセスがすごく長いと感じていました。社長も隣の部屋ではありますが、すぐそこにいて、距離感がすごく近いのもいいですね。以前の会社には7年間在籍していましたが、社長と話したことは1度もなかったですから(苦笑)。

具体的には、更新がストップしていたTwitterアカウントの復活を提案しました。ユーザーのリアルな声が聞けるし、双方向のコミュニケーションが取れるツールがあるのは良いと思ったんです。すぐに承認がおりたので、今ではフォロワー数もかなり増え、ユーザーからは話を聞いてくれる会社だと喜ばれています。会社の風土として「やりたいと思ったらやってみな!」と言ってくれる雰囲気がありますね。エイプリルフールには、社長のプラモデルの発売告知をツイートする、というユニークな企画を考えたのですが。そんな提案も喜んでくれる社長の人柄にもすごく惹かれています。

定時まで働き、家事子育てをする。そんな日々が幸せ。

転職していかがですか?

満足度は、前の職場が100点満点だとしたら、今回も100点満点で遜色ないです!しかし同じエンタメ業界でも、卸とメーカーではかなり違いました。前職では1ヶ月に何千という商材を扱い、気にしていたのは内容ではなく、とにかくその商品が何個売れるのかということ。販売実績など数字がすべてでした。今の会社の新商品は1ヵ月に10商品前後。その商品の魅力を一つひとつ伝えることや、ファンを増やすことを大切にしています。結果がすぐに見えるか見えないか、というのが全く違いますね。やっていることは真逆になりましたが、今も非常にやりがいを感じています。

もともと子ども好きなので、小さな子どもにプラモデルの作り方を教えたり、学生と一緒にプロジェクトをしたりというのも楽しいですよ。これからの静岡を担う子どもたちに、地場産業であるプラモデルを作る楽しさを教えるというのはいいことかなと。エンタメは人生にとって必ず必要、というわけではないですが、人生が豊かになると言う意味では不可欠だと思います。せっかく生まれたからには、エンタメを思いっきり楽しんで、楽しく生きよう!そんなメッセージが伝わったら嬉しいです。

転職して良かったと思うことは?

何よりも、「普通の暮らし」ができることに幸せを感じています。前職ではテレワークさせてもらうなど、様々な特例的措置をとっていただき、私としては非常に助かったのですが、コロナ禍の現在では当たり前のテレワークの制度自体ままならない中でテレワークを行っていたので、会社的には損失があったと思います。私が出社していれば100%のパフォーマンスが出せたはずなのに、テレワークになることで80%、70%になってしまっていたので。前の会社も本当に温かい会社で、テレワーク生活を続けていくことも不可能ではなかったのですが、さすがにこのまま10年20年、会社に迷惑をかけ続けるのは難しいと判断しました。今では普通の会社員として決まった時間働いて、妻のサポートをしながら家事育児をする、という普通の暮らしが実現できて、本当に嬉しいです。タイミング的にも、上の子が小学校に入る前に引っ越せたので、良かったなと思いました。

困っていることや課題はありますか?

前職は上場企業で、昇給やボーナス等の査定ルールが明確だったため、新卒で入社した自分としては現在地もこれから先の昇給イメージも想像しやすい環境でした。一方、今の会社では中途採用の方が多いので、人によってキャリアや年収は様々で、前職との違いを感じています。ただパフォーマンスや成果によって自分自身でキャリアを拓いていけると思いますし、何年か勤務していくうちに、今後のキャリアイメージも次第にわかってくるのではないかなと思っています。

生活面の変化はありましたか?

通勤時間がかなり減ったので、毎日の生活はすごく楽になりました。以前は川崎から都内へ通勤していたのですが、朝6時半に家を出て7時に子どもを預けた後、1時間半ほど満員電車に揺られ、出社していました。今は車でたったの10分、すごく快適です。都内に勤めていたときは、通勤というのは満員電車が当たり前だと思っていたので、車で通勤するのがこれほど楽だと思いませんでした。ストレスもだいぶ減ったと思います。

それから私も妻も静岡市出身なので、お互いの両親が近くに住んでいます。以前は子どもの突然の発熱時など、急なお迎えも私が対応しなくてはならず、大変な時がありました。今は両親に手伝ってもらえるので、本当にありがたいですね。両親の近くに住むというのは、非常に心強いことだなと感じています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

仕事を変えることは、私にとってそんなにプレッシャーを感じることではありませんでした。人によっては一世一代のイベントとして捉えてしまい、悩んでしまう方も多いかもしれませんが、重く考えすぎることはないと思います。人生において、仕事だけが優先事項ではないですし、仕事は無数にあります。かかりつけの病院を変えるように、気軽に変えてもいいと思いますよ!「もし新しい会社に合わなかったら…」と、まだ起こってもいないことに悩んでいる時間があったら、まずは動き出してみることをおすすめします。

それから年収について。私は前職からあまり金額が変わらなかったので恵まれていましたが、都内の会社から地方の会社に転職した場合、金額が下がるのが当たり前だと思います。しかしきちんと生活費を計算してみると、地方は都会に比べて家賃や駐車場代が半額だったり、保育園代が安かったり、固定費が月々10万円近く差が出るなんてこともあります。年収が下がっても、都内と同じ生活水準が保てるケースがあるんです。だから単純に年収の額面だけで判断してしまうのはもったいないですよ。Uターンで転職活動する際は、まず転職先の場所での生活費の計算をしておくのがおすすめです。

担当コンサルタントから

株式会社リンク・アンビション 
池戸 岳

野原さんはとても快活でポジティブ。お話させていただく度にこちらも元気をもらえましたし、転職先でもその姿は魅力的に映るんだろうなと感じていました。一方、意思決定はとても真剣かつ慎重に行っていて、複数の企業から内定が出た際も、「どうやって選んでいこうか」と来社いただいて話し合ったのを覚えています。野原さんが大事にしている要素を挙げて重みづけし、比較検討しながら意思決定をご支援させていただきました。また今回の決定ポジションはもともと求人としては出ていませんでした。青島文化教材社を担当している弊社溝口が同社にかけあい、採用ポジションから作っての決定となりました。こうした採用経緯もあり、私にとってとても印象深いご支援になりました。

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