お知らせ

2021.10.05

静岡県の有効求人倍率と全国完全失業率(2021年9月発表:8月分)

【現在の静岡県内の雇用情勢概況】

 

静岡労働局より8月の静岡県内の有効求人倍率・有効求人数・有効求職者数が発表されました。

 (※すべて季節調整値)

8月の静岡県の有効求人倍率は 1.23倍 となり前月比 0.01pt 上昇しました。

全国の有効求人倍率は、1.14倍 で前月に比べて 0.01pt 低下しました。

静岡県内には、8月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されましたが、

静岡労働局によると「製造業の求人が回復していることもあり影響は軽微だった」ということです。

一方で「飲食・宿泊業などは今後も注視する」としています。

        

≪ topics ≫

 求人倍率   有効求人倍率: 1.23倍(前月 +0.01pt ) ★4ヵ月連続改善

 求職の状況  新規求職者数: 9,289人(対前年同月比 -6.1% 、 一般は ‐7.2%
 求人の状況  新規求人数 : 20,584人(対前年同月比 +16.5% 、一般は +18.2%

    

有効求人倍率2108.jpg















出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」

      

求人倍率

有効求人倍率(季節調整値)は 1.23倍 /前月 0.01pt 増加
新規求人倍率(季節調整値)は 2.13倍 /前月 0.24pt 減少
正社員の有効求人倍率(原数値)は 0.96倍 /前年同月 0.25pt 増加

 

地域別(原数値)

東中西2108.jpg





  

 

求職の状況

新規求職者数は 9,289人 /対前年同月比 6.1% 減少
(一般/対前年同月比 7.2% の減少、パート/対前年同月比 3.9% 減少。)
雇用保険業務統計の動きからみると、 8月の資格喪失者数は 13,626人 で対前年同月比 9.1% 増加
(うち事業主都合による解雇者は 532人 /対前年同月比 49.5% 減少、解雇者の占める割合は前年同月 4.5pt 減少。)
雇用保険受給者実人員 13,112人 /対前年同月比 22.2% 減少

  

   

求人の状況

新規求人数は 20,584人 /対前年同月比 16.5% 増加
(一般/対前年同月比 18.2% 増加、パート/対前年同月比 13.6% 増加。)

 

産業別の新規求人(前年同月比/パートを除く)

産業別2108.jpg







▼有効求人倍率とは???
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数
 つまり、有効求職者数に対する有効求人数の割合です。
 倍率が「1」だとすると、求人数と求職者数が等しいということになり、
 上回れば求職者よりも求人数が多く、下回れば求職者数の方が多いことを示します。
 有効求人倍率が「1」を下回っていると転職しにくく、
 「1」を上回っていると転職しやすい状況にある、ということです。
 
 ※有効求人数:公共職業安定所(ハローワーク)を通じた企業からの求人数
 ※有効求職者数:公共職業安定所に登録している求職者数

   

   

   

【現在の日本国内の労働力調査】

 

総務省が発表した 8月の労働力調査によると
就業者数は 5か月連続増加、完全失業者数は 2か月連続の減少、完全失業率(季節調整値)は 前月と同率

 

≪ topics ≫

就業者数、雇用者数就業者数は 6693万人(前年同月比 +17万人
完全失業者数完全失業者数は 193万人(前年同月比 -13万人

完全失業率 完全失業率(季節調整値)は 2.8%

  

失業率2108.jpg



出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」

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