お知らせ

2021.05.31

静岡県の有効求人倍率と全国完全失業率(2021年4月)

【現在の静岡県内の雇用情勢概況】

 

2021年5月28日(金)に静岡労働局より
2021年4月の静岡県内の有効求人倍率・有効求人数・有効求職者数が発表されました。

 (※すべて季節調整値)

    
≪ topics ≫

 求人倍率   有効求人倍率: 1.01倍(前月と同水準)

 求職の状況  新規求職者数: 14,635人(対前年同月比+ 6.8%、一般は ‐ 3.5%)
 求人の状況  新規求人数 : 20,250人(対前年同月比+11.4%、一般は + 12.1%

    

静岡有効求人倍率21年4月.jpg














  

出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」

      

求人倍率

4月の有効求人倍率(季節調整値)は、 1.01倍となり、前月と同水準となった。
また、新規求人倍率(同)は 1.82倍で、前月を 0.06pt下回った。
正社員の有効求人倍率(原数値)は 0.83倍となり、前年同月を 0.08pt下回った。

 

求職の状況

新規求職者数は 14,635人で対前年同月比 6.8%の増加。
一般・パート別に前年同月と比較すると、一般は 3.5%の減少、パートは 24.2%の増加。
雇用保険業務統計の動きからみると、 4月の資格喪失者数は 29,533人で対前年同月比 9.5%の減少。

うち事業主都合による解雇者は 1,627人で対前年同月比 38%の減少、解雇者の占める割合は前年同月 2.5pt下回った。
雇用保険受給者実人員 12,135人となり、対前年同月比 23.0%の増加。

 

求人の状況

新規求人数は 20,250人で対前年同月比 11.4%の増加となった。
これを 一般・パート別に前年同月と比較すると、一般は 12.1%の増加となり、パートは 10.1%の増加となった。

産業別の新規求人(パートを除く)を前年同月と比較。

産業別新規求人2104.jpg




  


▼有効求人倍率とは???
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数
 つまり、有効求職者数に対する有効求人数の割合です。
 倍率が「1」だとすると、求人数と求職者数が等しいということになり、
 上回れば求職者よりも求人数が多く、下回れば求職者数の方が多いことを示します。
 有効求人倍率が「1」を下回っていると転職しにくく、
 「1」を上回っていると転職しやすい状況にある、ということです。
 
 ※有効求人数:公共職業安定所(ハローワーク)を通じた企業からの求人数
 ※有効求職者数:公共職業安定所に登録している求職者数

   

   

   

【現在の日本国内の労働力調査】

 

総務省が 2021年5月28日(金)に発表した 4月の労働力調査によると
就業者数は 13か月ぶりの増加、完全失業者数は 15か月連続で増加。
4月の完全失業率(季節調整値)は 2.8%と前月に比べ 0.2pt上昇。

 

≪ topics ≫

就業者数、雇用者数:就業者数は 6657万人(前年同月比 +29万人)13か月ぶりの増加
完全失業者数:完全失業者数は 209万人(前年同月比 +20万人)15か月連続の増加

完全失業率 : 完全失業率(季節調整値)は 2.8%(前月比 +0.2pt)

  

完全失業率21年4月.jpg



出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」

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