2020.08.12
静岡県の有効求人倍率(2020年6月)
≪ topics ≫
◆ 有効求人倍率: 0.96倍(全国平均1.11倍)、西部は0.79倍
2020年7月31日に静岡労働局が発表した
静岡県の有効求人倍率は、0.96倍と約6年ぶりに1倍を下回りました。
全国値は1.11倍となっており、静岡県が全国の値を下回るのは15カ月連続です。
知っている方がほとんどかもしれませんが、
求人倍率とは 求職者1人当たりにどのくらいの求人があるかを見る指標で
求人数を求職者数で割った数値。
つまり、「求人倍率が1倍を切る」ということは
求職者1人に対して、求人が1件にも満たないという状況です。
エリア別にみると
県内12カ所あるハローワークのうち1倍台を保っているのは
下田、富士、清水、静岡のみ。
特に県内製造業のお膝元である西部(掛川、磐田、浜松)は
0.6~0.8倍台と低くなっています。
不安になるような数値かもしれませんが、
コロナ禍でも中途採用計画は継続されています。
経験が浅い方を対象としたポテンシャル採用枠は縮小傾向ですが、
経営者が事業戦略上 求めているような
幹部や即戦力人材は依然として採用意欲が高い傾向にあります。