リージョナルHERO

暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させたHERO

静岡へのリージョナル転職を見事実現された候補者の川谷五月さん(仮名)にインタビューしました。

グローバルな仕事と、ゆとりのローカルライフ。一石二鳥の転職でした。

川谷五月さん(仮名)の以前の勤務地は、カリブ海に浮かぶ小さな島国、トリニダード・トバゴ。日本大使館の職員として、日本企業の進出をサポートする仕事をしていた。しかし雇用形態は「派遣」。任期は2年と決まっており、その後にどんな道に進むのか、働きながらずっと考え続けていたという。そして出した答えは、「次は民間企業の一員として、グローバルに活躍したい」。この希望がかなうのなら、日本全国どこの会社でも働くつもりだったという。ところが、リンクアンビションから紹介されたのはなんと、地元・浜松に本社を置く会社。社員50名ほどの中小企業だが、海外取引先は15カ国。エネルギッシュな女性社長を先頭に、近年急速に業績を伸ばしていた。入社した現在は、海外営業を担当。得意の語学力を駆使して新規開拓に奮闘しつつも、なつかしい人達に囲まれた地元ライフを満喫しているという。

- プロフィール株式会社中部日本プラスチック 川谷五月さん(仮名) 27歳/大学院卒
- 転職活動【転職回数】0回【転職期間】エントリーから内定まで30日間

転職前の職業・転職後の職業

職業 政府のサポート業務 職業 海外営業
業界 一般社団法人 業界 リサイクル商社
仕事内容 在トリニダード・トバコ日本国大使館へ赴任 経済班の専門調査員として情報収集や日系企業支援等を担当 仕事内容 需要のありそうな企業をピックアップしリスト作成。その後、メール・TEL等でアプローチしアポイント取得。アポイント後は現地に赴き商談まで行います。

1企業の海外進出を外から支援する立場から、中から進める立場へ。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

プラスチックの専門商社で、海外向けの営業をしています。製品にならなかった大量のプラスチックを回収して再び原料に加工するなど、あるいは新たなプラスチック原料を仕入れて、国内外のメーカーに販売しています。私の担当は、海外の新規開拓。インターネットで検索して取引先候補をリストアップし、電話やメールでアプローチしています。当社の製品を説明し、先方が興味を示してくれたら、出かけて商談。契約をめざします。電話やメールだけで契約までいくケースもあります。取引相手の多くはプラスチックメーカーです。最近は東南アジアの企業が多いですが、やりとりはすべて英語で行っています。

入社前のご経歴を教えて下さい。

京都の大学からイギリスの大学院へ進んで、1年2ヵ月勉強した後、外務省に所属する一般社団法人に就職しました。そこは海外の日本大使館や領事館へスタッフを派遣する仕事をしていて、私もトリニダード・トバゴという国の日本大使館へ2年間、赴任していました。肩書としては、経済班の専門調査員。カリブ海の小さな国でしたが、日本企業の進出を支援するためのさまざまな調査や情報収集など、かなり大きなプロジェクトにも携わらせていただきました。

転職のきっかけは?

もともと途上国に興味があったので、仕事にはやりがいを感じていました。でも任期が2年と決まっていて、人によってはその後も同じような仕事を続ける人も多いですが、私はそのつもりはありませんでした。企業が途上国に与える影響やグローバル化に興味があったからです。それまでは企業を外側から見て、支援してきましたが、実際に中に入らなければわからないことがあると感じ、「次は、民間企業の一員としてグローバルに働きたい」と思うようになりました。

転職活動はどのように進めましたか?

転職活動は任期終了後、日本に帰ってから始めました。急ぐ理由もなかったし、自分の希望にしっかりあうところを見つけたかったので、時間はかかってもいいと思っていました。希望するポイントは2つあって、グローバルな事業展開をしていることと、社会性が高いこと。業種や職種、勤務地については全く特定していませんでした。いろいろな転職サイトに登録しましたが、幅広く探していたぶん、おもしろそうな会社はけっこうありましたね。東京、大阪、名古屋の合同説明会にも行きました。そんなある日、リンクアンビションからメールが届いたのです。オフィス(浜松)が実家から近い場所にあったし、話を聞くだけなら損にはならないので、気軽な気持ちで行ってみたら、今の会社にとんとん拍子で決まってしまいました。5月末にメールをもらってから、WEBテスト、面接を経て、6月末には今の会社に決定していたと思います。しかも思いがけず、実家からすごく近い場所にある会社で、びっくり(笑)。縁を感じました。

今の会社に決めたポイントは?

実は、どこかのサイトに、今の会社の求人情報が載っていたのを見ていました。でもそのときは募集職種が「社長秘書」だったので、興味がわきませんでした。ところが、リンクアンビションのコンサルタントに話を聞いてみると、実際には適材適所でいろんな仕事ができそうだということがわかって、受けてみようと思いました。決め手になったポイントはいくつかあります。まずは実際にグローバルに展開しているし、今とても伸びている会社だということ。この10年で売上が5倍になっているうえに、これからもっと拡大していくという話も聞きました。プラスチックのリサイクルを進めることで環境にも配慮するなど、社会性も高い会社ですし、社内の雰囲気もよかったです。社長が女性ということもあって、やわらかい印象がありました。それでいて若い社員が多いので、勢いもある。また中小企業だからこそ、これから作っていくおもしろさや可能性を感じました。

2やっぱり地元は気楽。安心して暮らせたからこそ、新しい仕事にも専念できた。

転職していかがでしたか?

最初は国内営業のサポート業務からスタート。英語を使う仕事はおいおいやることになるのかな、と思っていたら、意外と早かったです。7月に入社して、9月の終わりにはもう、海外に電話をかけていましたから。といっても、新規開拓どころか、営業も初めてだった私にとっては、わからないことや、どうしよう?と判断を悩むことの連続でした。商談がうまく進まなかったり、相手から返事が来なかったり、逆にオーダーが重なって、どれを優先すればいいかわからなかったり…。そもそも、アプローチする候補がなかなか見つからないときもあります。大変なときも多いけれど、でも、嫌だと思ったことはないです。この仕事が自分にあっているからかもしれません。私は同じことをずっとやっているよりも、毎日ちょっとずつ違うほうがいいタイプ。そのほうが考えながら働けるので、飽きないからだと思います。最近、結果もちょっとずつ出てきたのでうれしいし、どんな経験も自分の財産になっている実感があります。

生活面での変化はいかがですか?

最初は実家から会社に通っていましたが、今は1人暮らしをしています。海外でも1人暮らしをしていましたが、気持ち的には全然違います。トリニダード・トバゴは治安が悪くて、部屋に格子があって牢屋みたいでした(苦笑)。今思えば、家にいても落ち着きませんでした。でも今は、生まれ育った地元。家族も友達もいるし、店もよく知っているし、どこに何があるかすべてわかっている(笑)。慣れた環境なので、すごく気が楽ですね。浜松って、不思議ですが、実はUターン率が高い場所。だから同級生たちも地元にたくさんいて、休日もよく集まったりしながら楽しく過ごしています。

困っていることや課題はありますか?

特にないです。仕事でわからないことがあっても、すぐに聞ける環境が整っています。仕事で疲れてご飯を作るのが面倒になったら、実家へ行くという手もあります。もしかしたら、そうやって実家に甘えてしまっているところが、課題かもしれません(笑)

転職してよかったと思うことは?

今の会社は、フラットな環境ですごく働きやすい。自分がやりたかった海外向けの仕事も早い段階からやらせてもらっているし、この会社を選んでよかったと思っています。思いがけず地元に戻ってくることができたのもよかったです。生活面などの心配がないので、新しい仕事にも集中できています。うちの会社はチャレンジ精神がかなり旺盛ですが、だからこそこれまで成長してきたのだと思います。会社も、私の仕事も、これからどうなっていくかわかりませんが、それが楽しみでもあります。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

自分の人生なので、やりたいと思うことは、1回やってみたらどうでしょう。私自身、大学も、大学院も、就職も、直前で決めていました。「やりたいな」と思ったら、「どうしたらできるだろうか?」と考え、行動することでここまで来ている。だから、「あのとき、こうしておけばよかった」という後悔はありません。やらずに後悔するくらいだったら、やってみたほうがいいような気がします。新しいことを始めるのは、悪いことではないと思うから。また、私が働く場所にこだわらなかったのは、「場所」より「内容」が大事だと思っていたから。トリニダード・トバゴに住めば、もう、どこでも住めますからね(笑)。


コンサルタントの紹介へ

株式会社リンク・アンビション 伊藤 雅隆

川谷さんは大学院卒業後、某国の大使館勤務という、一般的にはどんなお仕事をしてきたのかわかりにくいご経歴でした。また転職に際してご本人もその事を気にされているご様子でした。しかし面談を通してお話を聞いていくと、前職では様々な国籍のスタッフとコミュニケーションを取りながら幅広い業務をこなしており、これらの経験はすぐに民間企業でも活かして頂けるものだと感じました。そこで面談や面接対策を通して、改めてこれまでの経験や、やりたい事、そしてどのような環境で働きたいのか等を一緒に整理しながら、出来るだけシンプルに言語化していきました。川谷さんが入社した中部日本プラスチック様はグローバルに事業を展開、優秀な人材であれば積極的に採用しており、長い歴史がありながらも新しい時代に向けて大きく変革をしている将来有望な企業です。履歴書や職務経歴書だけではわからない候補者の強みを、候補者・コンサルタントがお互いに面談を通して認識し企業側へ伝えることで、候補者と地域の有望な企業様を結びつける一助になれたことは大変嬉しく感じております。

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